早朝5時の携帯.
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ホテルに依頼していたモーニング ・ コールであわてて起床.
準備をして約束の場所に直行.
今日はこれまで仕事のパートナーだった現地スタッフが
遺跡めぐりの案内を買って出てくれました.
まずは,チケット売り場に直行.5時にはもう発券しているんですね.
ここは,施設ごとに拝観料を払うのではなく,
遊園地のフリーパスみたいな入場券を購入して
施設毎のチェックポイントに提示します.
1日券 20ドル,3日券40ドル,7日券60ドル
今日一日しか時間がないので1日券を購入.
なぜ,早朝?
自由時間はこの日1日しかないのもありますが,これを観たかったから
朝焼けの光の中に立つ影は・・・・・
「ミラーマン」 ではなく
朝日に浮かぶ 「アンコールワット」
これを見るためのツアーがくまれるほどのビッグショットだそうです.
実際この場所に行くと,早朝なのにかなりの数のトゥクトゥクで大渋滞
そして参道を歩く数百人になろうかという同じ目的の観光客.
上智大学が修復に貢献した中央参道を通り,西門塔をくぐって境内に.
3重の回廊 (伽藍) の最も外側の第一回廊前に池があり,
その池を前にした地点がベストポイント.
朝日が昇ったところで拝観を開始.
築造の目的は今もって謎ということですが,
第一回廊に見事にのこされている 天国 ・ 現世 ・ 地獄を現したレリーフが
当時の王 スーリャヴァルマン2世の墳墓ではないかとの説も頷けます.
第二回廊を通り抜け,期待していた第三回廊,そして中央祠堂に.
圧倒されるほどの神々しさ.
65mの高さをもつ中央祠堂
かつてヴィシュヌ神が祀られていたといいいますが
今は壁で埋められ四体の仏像が祀られています.
「さあ,昇って祠堂に入ろうぜ」 現地スタッフが促します.
急峻な階段です.
さすがにトントントンと軽やかに上ることはできません.
この階段は2010年に設置されたそうですが,以前はこんな感じ
それまで6人が滑落,4人が死亡だと聞きました.
中央祠堂からみるカンボジア平原
遠く離れた極東の島国では,平氏が栄華を極めていた12世紀中ごろ
この巨大建造物を持っていたという東南アジアの大国
クメール王国の繁栄を垣間見ることができそうです.
そして,我々は
王国の首都 アンコール ・ トムへ